なめくじら

基本的には紙の中を生きる、「らくがき」という存在。
大きさという概念が薄い。
なめくじよりも小さく、くじらよりも大きくなれる。
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世界中のあらゆる紙の中で確認できるが
だいたい枠に収まっていないので、その姿を捉えることは難しい。
紙の中に塩分のイメージをつくってあげることで、縮んだ姿を描くことができる。
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紙の世界は、真っさらな状態では重さや上下というものも無いらしく
そこを自在に動きまわるのが好き。
重力のある紙では、泳いだり、這ったりできる。空は飛べない。
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長く音や声を持っていなかったけれど、最近、ちりちゃんによってエセカンサイベン(似非関西弁)を習得した。
嬉しくて色んな紙の住人を訪ねては話しかけて楽しんでいる模様。